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約2週間後、見るべき対象はデッキ数とLRの影響力で分かれた

最初に区別したいのは、最も多い単独デッキと、最も広いデッキへ影響しているLRは同じとは限らないことです。MetaSheepのGD05集計171デッキでは、青緑νアグロが23.4%で単独首位。赤白MFが14.6%で続きます。

一方、ストライクフリーダム系は青白コントロール9.9%、青紫鉄華団8.2%、リガ・ミリティア混成7.6%。主要3型だけで25.7%です。さらにストライクフリーダム自体は171デッキ中59デッキ、34.5%に採用されていました。デッキ名を一つにまとめるとνガンダムが最大ですが、LR単体の広がりではストライクフリーダムが上回っています。

MetaSheep・GD05集計171デッキの主要アーキタイプ
デッキ構成比現在の見方
青緑νアグロ23.4%単独デッキとして最多
赤白MF14.6%三番手ではなく単独2位
青白ストフリ9.9%コントロールの完成形
青紫ストフリ鉄華団8.2%序盤と終盤を分担
ストフリ+リガ・ミリティア7.6%V系基盤を採用
緑紫シャア鉄華団6.4%新しい対抗勢力
02

νガンダムは落ちていない。ただし一強ではなくなった

νガンダムは対策が共有されても、単独アーキタイプとして23.4%を維持しています。オランダ・ロッテルダムで開催された海外Regional大会では、230人中の準優勝を含めTop16に6人が残りました。発売前の理論順位2位は維持してよい結果です。

変わったのはνガンダム自身の評価ではなく、周囲です。発売直後は完成度の高さが際立っていましたが、現在はストフリ系の複数型が大型大会の優勝まで到達しました。νガンダムを下げるより、対抗側の完成度が追いついたと考える方が実態に近いでしょう。

対面準備でも、νガンダム専用の対策だけでは足りません。速い青緑へ序盤から対応しながら、別対面ではストフリのデッキ下除去まで受けられる構成が求められます。

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ストライクフリーダムは、最も環境へ影響するLRになった

8月9日にオーストラリア・シドニーで開催された海外Regional大会は207人規模で、青白ストフリが優勝しました。Top16では10デッキにストライクフリーダムが採用され、青白コントロール、青紫鉄華団、リガ・ミリティア混成の三つに分かれています。

同日にオランダ・ロッテルダムで開催された海外Regional大会でも、ストフリ+リガ・ミリティアが230人規模を制しました。ここで重要なのは、ストフリ専用の50枚が一つに固定されたことではありません。序盤を戦える複数の基盤が、終盤の大型処理と手札回復をストフリへ任せる形に収束したことです。

理論ランキングでは手札2枚を使う重さを見て全60枚中11位に置きました。しかし実戦では、手札を補充できる既存基盤と組むことで弱点が消えました。現在は『最も強い一枚』と断定するより、『現環境で最も広いデッキの終盤を統合しているLR』と評価するのが正確です。

  • 青白:受けと手札を整え、終盤の除去へ接続
  • 青紫鉄華団:序盤の圧力と手札補充で着地までを支える
  • リガ・ミリティア:低コスト展開と攻撃回数を終盤火力へつなぐ
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MFは三番手ではなく、独立した上位勢力として残った

赤白MFは、MetaSheep集計では14.6%で単独2位。海外大会では、オーストラリア・シドニーRegionalで準優勝、オランダ・ロッテルダムRegionalでTop4に残りました。発売直後だけの上振れではなく、大型大会でも勝ち切れるテーマです。

国内の8月5日〜10日集計では使用率9.8%、前週比マイナス4.4ポイントでした。数は減っても環境から消えてはいません。対策が進んだ後にも上位へ残ることから、シャイニングガンダム、マスターガンダム、マスター・アジアを20〜25位に置いた当初の単体評価は低すぎたままです。

ただし、MFの強さはLR一枚では説明できません。必殺技の回収、手札交換、リソースの再アクティブ、終盤打点がテーマ内で循環します。LR順位を上げるだけでなく、テーマエンジンを一つの評価単位として扱う必要があります。

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緑紫ジオンは、ローカルメタだけではなかった

国内集計では緑紫ジオンが9.0%まで上がり、前週比はプラス4.3ポイントでした。オランダ・ロッテルダムの海外Regional大会でも、近い構造を持つ緑紫シャア鉄華団がTop8とTop16に入り、MetaSheep全体では6.4%です。

名称や分類方法は集計元で異なりますが、緑の序盤展開と紫の鉄華団基盤を組み合わせる型が上昇している点は共通しています。沖縄で緑紫ジオングを多く見るという観測も、地域だけの偏りではなく全国・海外の変化と重なりました。

この上昇によって、ジオングとバルバトス系LRは再評価が必要です。大型一枚の強さではなく、小型を並べ、手札を補い、相手の行動回数を削る構造が結果へつながっています。対面研究を緑紫へ進める判断にも十分な根拠が出ました。

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V系は残った。しかし評価されたのはV2ではない

オランダ・ロッテルダムの海外Regional大会を優勝したストフリ+リガ・ミリティアは、VガンダムとVダッシュガンダムを序盤・中盤の基盤として使い、終盤をストライクフリーダムへ任せる構成でした。V2ガンダムは採用されていません。

これはV系が弱かったという結果ではありません。むしろ、低コスト展開と盤面への干渉を担うリガ・ミリティア部分は、優勝デッキへ残りました。ただし、理論順位9位だったV2のフィニッシャー価値より、15位だったVガンダムを含む基盤価値の方が実戦で高く評価されています。

現在研究しているV+ジ・Oも同じ課題を持ちます。V基盤は上位デッキへ届いていますが、終盤枠としてストフリ以上の理由を作れるかは未回答です。ジ・Oにはまだ大会結果による上昇材料がなく、研究価値と実戦評価を分けておく必要があります。

07

LR評価は、順位より修正幅を記録する

約2週間後の結果を、理論順位からの修正方向として整理します。大会で使われていないことだけを理由にカード単体を弱いと断定せず、複数大会で再現した上昇と、まだ結果を待つカードを分けました。

2026年8月11日時点・LR評価の修正方向
修正LR理由
大幅上昇ストライクフリーダム複数型へ入り、大型大会2会場で優勝
大幅上昇ジオング/バルバトス系緑紫・青紫の基盤上昇を反映
上昇MFの主要LR3枚対策後も大型大会上位を維持
上昇Vガンダムリガ・ミリティア基盤が優勝構築へ残る
維持νガンダム単独最多と大型大会上位を継続
下降V2ガンダムV系の終盤枠がストフリへ移行
結果待ちジ・O/ネオ・ジオング/GFreD理論価値はあるが上昇を裏づける結果不足
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次の答え合わせで見るべきもの

今後の焦点は、ストフリ系のどの型が残るかです。青白、青紫鉄華団、リガ・ミリティア混成は、同じLRを使っていても序盤の作り方が違います。対策が共有された後に一つへ収束するのか、対面ごとに型を選ぶ環境が続くのかを見ます。

もう一つは緑紫の再現性です。国内の上昇が一週だけのものか、大型大会でも継続して上位へ残るか。その結果によって、ジオングやバルバトス系の評価はさらに動きます。

V+ジ・Oについては、研究を止める理由にはなりません。ただし現時点の答えは明確です。V基盤は結果を出した一方、終盤枠はストフリが選ばれ、ジ・Oの優位性はまだ証明されていません。次は仮説と結果を混ぜず、この差を埋められる条件を検証します。

CONCLUSION

νガンダムは落ちていません。しかし約2週間後の最大の変化は、ストライクフリーダムが複数デッキの終盤を統合し、環境へ最も広く影響するLRになったことです。同時に、MFは大型大会で残り、緑紫は新しい対抗勢力として上昇しました。理論評価は一度の答え合わせで終わらず、環境が完成形へ収束するたびに更新する必要があります。

検証上の注意

カードプールや大会環境の変化により評価は更新されます。購入・デッキ選択は、ご自身で最新の公式情報も確認したうえで判断してください。

参照データ
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