01

今回はいつのデータを見ているのか

確認日は2026年9月2日です。国内はGCG STATSのMISSION4・8月1~31日分、オンラインは公開を確認できたMSA Week4・8月16~22日分を使います。これは8月最終週だけの集計ではなく、週報更新としての月末振り返りです。

国内の記録は全参加者を網羅した調査ではありません。掲載上位デッキの構成比と、オンラインの対戦勝率は別の指標です。両者を足したり、国内の色をそのまま特定のデッキ名へ置き換えたりはしません。

02

国内上位では青緑が大きな割合を占める

国内集計は263店舗・掲載デッキ1,221件。色別では青緑が29.9%で最多です。下表は上位6色の抜粋で、全参加者の使用率でも、試合ごとの勝率でもありません。

私が対戦準備の基準に置きたいのは、最多色への備えと、同じ色に含まれる別の勝ち方への対応です。青緑が多いという情報だけで全件をνガンダムと数えると、序盤の構成や大型の違いを見落とします。

MISSION4・8月分/9月2日確認。掲載上位デッキの色別構成比
記録数構成比
青緑36529.9%
青紫20917.1%
青白16813.8%
緑紫15812.9%
赤白14211.6%
青赤1088.8%
03

オンラインでは、白ブロッカー型が3週目に増えていた

ストフリブロッカーの使用率はWeek2の7.0%からWeek3には10.5%へ上昇しています。Week3の対象は8月9~15日。この変化を確認すると、『白ブロッカーは増えなかった』という見立ては維持できません。

ただし、確認できたのはストフリブロッカーという分類の増加です。白を含むデッキすべてのブロッカー採用枚数が増えたとまでは言えません。前回記事で白入りの色比率をブロッカー増加の根拠にした点も、切り分けて修正します。

04

人気と成績を分けて見る

Week4は98,480試合のランクマッチ集計です。今回の議論に関係する4タイプを抜粋しました。国内大会でこの勝率が期待できる、という数字ではありません。

MSA Week4/8月16~22日。主要タイプの抜粋・順位表ではありません
タイプ使用率対戦勝率
νガンダム14.2%52.0%
ストフリブロッカー9.6%55.3%
ストフリ+バルバトスルプス8.3%56.0%
バルバトスアグロ(シャア)4.7%58.3%
05

守る構築と、序盤から攻める構築が共存している

ここからは私の解釈です。『白で守らなくても勝ち筋を作れる』という構築上の可能性と、『白で守る構築が選ばれなくなった』という環境全体の変化は、同じ話ではありません。前者が成立しても、後者まで自動的には成立しません。

私なら一人回しの比較相手を、序盤から攻撃回数を作る相手と、攻撃を止めながら終盤へ進む相手に分けます。同じ初手を使い、攻める相手には何ターン持つか、守る相手にはいつ攻撃を通せるかを確認する。大型を処理できるかだけでは、両方への対応を測れません。

白の増加を『アグロに嫌気が差した結果』と説明したくなりますが、プレイヤーの選択理由や対面別成績を確認していないため、原因は仮説にとどめます。人気の変化と、変化した理由は別々に検証したいところです。

06

沖縄の上位構築から、新弾への依存を小さく検証する

8月30日のトイパラダイスBANBAN21具志川店の掲載リストでは、優勝構築のGD05カードは23枚、準優勝構築は6枚でした。各リストが合計50枚であることを確認し、カード番号がGD05で始まるカードの枚数を合計しています。

準優勝の6枚はガンダムエクシアリペア4枚とガンダム・フラウロス(流星号)2枚です。少なくともこの例では、GD05を大量投入する構築だけが上位に残ったわけではありません。ただし、GD05が0枚でも同じ結果になったとは言えません。

新弾への依存を調べるなら、採用したかどうかに加え、そのカードを抜くと何が失われるかを見たい。テーマの中心なのか、序盤の補助なのか、最後の詰めなのか。採用枚数が少なくても代替しにくい場合があり、多くてもテーマを選んだ結果という場合があります。この2例を全国の傾向へ一般化せず、検証の出発点にします。

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次の更新ではカード採用の条件までそろえる

カードの採用ランキングを掲載するときは、対象期間と集計対象をそろえます。全期間の累計採用率を今月の採用率として扱うと、発売されたばかりのカードと以前からあるカードを公平に比較できません。今回は期間をそろえた全国カード採用ランキングを確認できていないため、順位は掲載していません。

今後は『新弾のカードを使わないと勝てないのか』を、GD05採用0枚の上位例、採用枚数の分布、複数テーマに共通するカードの3点から追いたいと思います。新弾を使う人が多いことと、使わないと勝てないことを分けるためです。

CONCLUSION

今回の更新で修正したのは、白ブロッカーが増えていないという見立てです。ストフリブロッカー型には増加が確認できました。序盤から攻める構築と、守った先に勝ち筋を持つ構築の両方を比較しながら、次は新弾カードがどの役割を担っているかを調べます。

検証上の注意

カードプールや大会環境の変化により評価は更新されます。購入・デッキ選択は、ご自身で最新の公式情報も確認したうえで判断してください。

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